<SUUMOジャーナル 2015年1月22日 掲載記事より引用>

https://suumo.jp/journal/2015/01/22/76771/

住宅ローンの「フラット35」を利用する場合の、団体信用生命保険の特約料(保険料)が、2015年1月からクレジットカードで支払うことができるようになった。分割払いが可能なため、支払いごとの負担が軽くできそうですが、実はクレジット払いによる注意点もある。

毎年支払う特約料。クレジットカードが使えるのは2年目以降

「フラット35」を借り、返済中に死亡、または高度障害状態になった場合、生命保険会社からの保険料で住宅ローンの残りが返済されるのが「機構団信特約制度」。加入しなくても「フラット35」を利用することはできるが、万が一のことを考えると加入しておいたほうが安心だ。
特約料は毎年支払うもので、2000万円の借り入れで返済期間30年を設定した場合、1年目には約7万2000 円(3大疾病保障無し、夫婦連生団信「デュエット」利用無しの場合)。返済が進むにつれて特約料の金額は減っていくが、毎年の出費は家計に影響すると感じる人も多いだろう。
これまでは、年に1度、口座振替での支払いだったが、2015年1月からは2年目以降の支払いがクレジットカードで行えるようになった。

分割やボーナス払いなど家計状況に合わせて選べるのがメリット

機構団信特約料のクレジットカードでの支払いは、一括払いのほか、2回払い、ボーナス一括払い、分割払い(3回、6回、10回、12回)のいずれかを選ぶことができる(ただし、カード会社によってはボーナス一括払いが利用できない場合がある)。
「一括払いは負担感が大きい」「特約料支払いのためのお金を確保しておけるかが不安」という人にとっては、支払い金額の合計は変わらなくても、一回に払う金額が少ない分割払いのほうが負担感は少なくてすむかも。また、クレジットカードによってはポイントが付いておトクだという人もいるだろう。支払い方法や分割回数を、家計状況に合わせて選択、途中で変更できる点が大きなメリットだ。

滞納に注意。将来のローンやクレジット払いに影響する

支払い方法の選択肢を増やしてくれるクレジットカード払いだが、注意したいのが口座の残高が足りずに、引き落としができないなどの「滞納」だ。住宅金融支援機構からは郵便振替用紙が送られてくるので、特約料は期日までに支払えばいいのだが、クレジット払いの滞納については、指定信用情報機関に滞納をした情報が登録されることになる。その影響で、将来、ローンやクレジットの審査が通らなくなる可能性があるのだ。家を買った後も、車の買い替えやリフォームなどを予定していれば、お金を借りる機会もあるだろう。そのときになって、クレジットカードの滞納を後悔しないようにしたい。
クレジットカード払いを選択した場合、毎年、住宅ローン資金を受け取った月の前月末ごろに、特約料をクレジットカードで決済するというお知らせが住宅金融支援機構から届く。きちんと保管し、引き落としの時期が近づいたら、口座残高を確認して、滞納を起こさないようにしたい。

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