住宅産業新聞から引用
http://www.housenews.jp/feature/9023

夏バテは食事で対策。シニア層ほど夏バテ知らず――。
これは、湯まわり設備メーカーのノーリツ(本社=兵庫県神戸市)が実施した 食事に関する意識調査結果だ。 同調査によると、70代以上は夏バテしたことも夏バテ対策をしたこともないという人が多かった。
また、9割以上の人が夏バテ対策として「スタミナが付くものを食べる」など、 食に関する夏バテ対策を実施していた。 では、夏バテと食事に関する意識調査の結果を詳しくみてみよう。 調査は、2014年4月25日~28日の4日間、ノーリツのインターネットサイト 「クラブノーリツ」の会員1290人を対象に、ウェブアンケートを行った。 調査目的は、「夏バテとその対策について、また自宅での食事回数や調理実態についてなどの、 食生活に関する意識調査」。 回答者の主な構成は、男性が81%、女性が19%。家族構成は、 夫婦(専業主婦)が29・1%で最も多く、夫婦と成人子ども世帯が21・7%と続く。 年齢構成は、30歳代が5%、40歳代が16%、50歳代が26%、60歳代が32%、 70歳以上が21%となり、50~60歳代で約半数を占めた。 夏バテになったことがあるかを聞いたところ、 全体の約4割(41・2%)が「はい」と答えた。 夏バテ経験者を世代別でみてみると、最も多かったのが30歳代の56・7%で半数を超えた。 夏バテ経験者の割合は年齢が高くなるにつれて減少し、 40歳代は53・8%、50歳代は48・1%。 30~40歳代は、2人に1人以上が夏バテを経験しているということになる。 一方、70歳以上の夏バテ経験者は、30歳代の約半分の26・2%まで減っていた。 20歳未満は夏バテをしたことがない(「はい」と回答した割合が0%)という。

5人に2人が夏バテに

同調査では5人に2人が夏バテになるという結果になった。 夏バテになったことがない割合が多かった70歳以上は、 夏バテ対策を実践しているからなのだろうか。 そこで、同調査では夏バテ対策をしたことがあるかを尋ねている。 結果は、「夏バテ対策をしたことがある」と回答したのは全体の約4割強(46・1%)。 夏バテ経験者の割合とほぼ同じだ。年代別でみると、20歳未満では全員が夏バテ対策を行っていた。 このほか、30歳代から60歳代までは50%前後が夏バテ対策をしていたが、70歳以上になると、 夏バテ対策をした人の割合は、32・5%に急減している。 これらの調査結果から、70歳以上の高齢者ほど夏バテになりにくいという傾向が浮かび上がった。 シニア層ほど夏に強い。 夏バテ対策の内容だが、 「スタミナが付くものを食べるなどの食に関する夏バテ対策をしたことはありますか」という問い対して、 夏バテ対策をしたことがあると回答した約600人のうち、約9割(90・8%)が「はい」と答えた。 具体的な食事内容は、「うなぎ」や「焼き肉」、「にんにく料理」などが人気だった。

食を通じてマナー学ぶ

同調査では、食育についてもアンケートを行った。 食育とは、食生活を通じて食事のしつけやマナー、安心・安全・健康につながるための選食能力、 世界の食糧問題や国内の食糧自給率などを考えたりすること。 食を通じて心も体も健全に豊かに育むためのもので、 2005年には食育基本法も成立している。近年では、食育に関する資格制度もスタートしている。 「食育」という言葉を普段から意識しているかという質問では、44・5%が「はい」、 46・7%が「いいえ」、8・8%が「食育という言葉を知らない」という結果になった。 意識していると答えた人は、 「素材」(61・3%)や「コンロなどの調理器具」(0・7%)、「調理法」(8・2%)、 「食事のマナー」(11・0%)、「食事中のコミュニケーション」(13・4%) などの場面で食育を意識していた。 また、子どもに料理を教えているか(教えていたか)との質問には、 「教えている・教えていた」が52・3%で5割を超えた。 料理を教える目的(複数回答)は、「将来のため」(78・3%)が最も多く、 「包丁の使い方を学ぶ」(41・7%)、「火の扱い方を学ぶ」(39・7%)などが上位を占めた。 自分の子どもにも料理ができるようになって欲しいという親心がうかがえる調査結果となった。